Made in Nippon
COLOR TWIN CABLE
Introduction Feature Line-up

エクスフォルム カラー・ツインケーブルの特徴



日本のハイクオリティーで信頼できるOFC(無酸素銅)を採用

 電界精錬された電気銅の銅中の酸素量を、約350PPMに調整し、含有不純物を酸化物として析出して、導電率を高めたTPC(タフピッチ銅)は、一般的に広く使われており満足いく特性を備えた銅線で知られています。しかし、このTPCでも、約0.04パーセントの酸素が含まれており、過酷な条件下で使用されるDJ現場では、劣化進行をなるべく抑え、かつ、大音量に増幅されるに耐え得る高い導電率によるサウンドクオリティーが要求されます。そこで、EXFORMでは、準銅99.996パーセント以上のOFC無酸素銅を導線として採用しました。しかも、信頼性高い日本で作ったものです。
 業務現場とは異なるプライベートなピュアオーディオの世界では、OFCよりも高純度で、基本結晶構造がそれと異なるケーブル「PCOCC」(純度99.997パーセント)があり、ハイグレードとされています。また更に、純度だけに注目すると、6N銅線(99.9999パーセント超高純度銅線)や、7Nや8N(99.999999パーセント)まで、現在の製造技術では可能です。しかし、伝導率や劣化についての純度数値データより、実際の音楽として聴いたサウンドに注目した時、例えば、ラインケーブルとしてPCOCCよりもOFCが勝る点もあり、最近では、OFCとPCOCCの導線をミックスしたものも存在します。純度が高ければ高いほど、音楽的にも良いとは限らないことが認識されています。そこで、実際に、クラブやディスコなどの環境で求められるグルーブサウンドを意識した時、素直で抜けの良いパンチの効いた存在感あるOFCの音に注目しました。 そして、更には、同じOFCケーブルでも、44年ものオーディオや楽器ケーブル開発・製造の実績とノウハウを持つ日本の某老舗工場の、こだわりのハイクオリティーで信頼性が高いOFCを採用しました。






日本の卓越した製造ノウハウによる安定した高性能と信頼感を実現



上の機械で芯線を同じ張力になるよう機械的に調整し、そして、その正面にあるこの穴に通され、ゆっくりと丁寧に奥で束ねられる。スピードアップできない重要な工程なので、急ぐことができず、夜中でも稼働し続ける機械。もちろん、熟練工の監視が必要。
 芯線素材を束ねる時も細心の注意を図り、全線を同一の引張負荷を維持しながら平行に、ねじれがないよう、しっかりと密着しながら絶縁体でカバーします。 (左の大きな工作機械には、そのノウハウが詰まっています。)
 芯線と絶縁体との隙間も可能な限り無くすことで、プラグ部分から始まる酸化の進行を出来る限り抑えます。見た目だけでは判断できない所にもこだわる心意気と、それを実現する知恵で大きな差が出る点で、カタログデータには数字で表現できない部分です。 この工程が甘いケーブルは、1・2年ぐらいで、プラグの部分から、ひどいモノで数十センチまで真黒に酸化してもろくなり、酷い音質劣化となったり、断線したりもします。
 また、本ケーブルは、同クラスの他社ケーブルよりも、芯線素材の数を多くしています。これにより、抜けが良いストレートなグルーブ感を増しています。(多ければ良いというものではないことを理解したうえで、サウンド的に判断し、ベストな数に調整しました)





シールド編み機〜熟練した職人でないとこの機械を思い通りに操れないほど、調整が難しい怪物的なマシン  シールドの編み方にもノウハウがあり、密着性を高めシールドとの隙間を最小限にするすることで劣化進行を最小限に抑えながらも、かつ、DJブースで、きつく曲げられることも予想し、その場合でも編目にすきまが出来てシールド性能を損なわないような編み構造と、編む時の線材の引張り負荷など、製造工程で工夫を凝らすことで、ベストなコンデションとなっています。





 RCAプラグ、PHONEプラグ部分は、丈夫で抜き差しがし易く、また、プラグ付け根からきつくケーブルを曲げられた時の耐久性を考慮した、実績ある形状と素材を採用。 導線との接続は、全て、熟練した専門作業員により、丁寧に手で半田付けしています。信頼性を高めるには、どうしても自動機械化出来ない部分で、責任感ある日本の手作業の工程です。
 また、PHONEプラグは、RCAより長いこともあり、現場で曲げ負荷がかかることが多く、それによる断線や破損を防ぐために固さを必要とします。そこで、PHONEプラグは、プロテクト用に硬質なモールドを内側に施しダブル構造となっています。








MADE IN NIPPON です

 日本独特の町工場的に溢れる「モノ作りのノウハウや知恵・こだわり」、そして一方、モノを使う側で、今まで当たり前なことが当たり前では無くなっている現場で起きていることをキャッチする「現場主義な製品企画・開発」、この2つを高次元で掛け合わせてモノ作りをする「MADE IN NIPPON」という発想で、本製品を作りました。






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